2014年
12月
22日
月
ようやく設置された机を前に感慨深いが、想像していたよりもあっさりしたイメージだった。オプション変更した四角の取手はIKEAのキッチンパーツとそっくりで驚いた。
不安要素はガス、バキューム、エアーの配管だ。特にガスはインチキできない。
2014年
12月
19日
金
2014年4月14日午前10時
ついにキタ〜!
机だけ運搬してきたトラックは日通とは別会社のようで、道路に下ろすと去って行った。ワンボックスカーでやって来た日通4人がそれをラボ小屋へ移動するようだ。
あれ!?えっ?それって30m程人力で移動させるのに8諭吉・・・って事ですよね。
2014年
12月
14日
日
東京湾から自宅まで通関配送する見積もりが日通からきた。
・DHLの日本側費用(弊社立替分)14,241
・通関費用 11,800.-
・輸入取扱手数料 11,000.-
・トラック配送/搬入作業(4名 平日) 80,000.-(税抜)
別途関税消費税、荷物の載っている木製パレットは日通で処分出来ない。
ってマジですか〜!東京湾から埼玉まで配送費8諭吉ってどうゆう計算!?引っ越し便より高いじゃない!
早速理由を聞いてみると、パレット含めての重量が250kgもあるらしい。200kg以上だと最低3人は運搬に必要とのこと。玄関先に250kg置かれても一人で移動できない・・・
机って200kgも重量あるものなの?100kg以内かと思っていた。東京湾の倉庫でひとりぼっちの机は、このままではドイツに強制送還されてしまう。
了解しました。>送信>もう鼻血も出ない・・・
返信メールキタ>税関検査の費用が確定しました。>5諭吉弱>もう家族に言えない・・・
2014年
12月
12日
金
つまらない手続きをしているのと平行してDHLのホームページと伝票からの情報で船と航路を探した。
どうやら積載した船はALTAIR号で地中海を通過してインド周りで来たようだ。
そうか〜 このたくさん積まれたコンテナの中にジッと鎮座して、ひと月も波に揺られて来たんだ〜と感慨深い。
2014年
12月
11日
木
2014年4月4日 ドイツからの海上貨物到着のメールがくる。DHLグローバルフォアーディングジャパンという会社からだ。
御社の正式名称、住所、電話番号、指定の通関業者を教えてくれという。
正式名称って・・・名前はまだ無い。無職だし。指定の業者も知り合いは無し。B/Lも無し。ナイナイ尽くしの旨を伝えると、弊社は個人貨物の取扱いはできないという。そこで紹介されたのが日本通運の東京国際輸送支店。
商品価格、材質、受け渡し方法など連絡し通関代行を依頼する。
届いた荷物を受け取らないでいると倉庫の保管料が1日でハーフ諭吉くらいかかるらしい。
2014年
12月
09日
火
もちろん海外からの船便受取りなど初めてである。届く先も東京湾ということしかわかっていない。
船便について調べてみるとかなり閉鎖された業界のように感じた。専門用語満載で工程ごと請け負う専門業者が多数入り乱れているようだ。最低限必要なのはB/L(Bill of Lading)の原本らしい。確かに船に載せたという有価証券みたいなもので、この原本と品物を港で交換することになる。決してコピーなどではだめ。そりゃそうだよね。
先方にB/Lを別で郵送してと頼むも、向こうも詳しくはないらしい。でも順調だと言って送って来たのが画像にあるDHLの注文書だ。原本どころかPDFじゃ〜
2014年
12月
08日
月
約40日後に写真が送られてきた。完成し発送の準備中だという。
ラボ小屋はまだ基礎工事すら済んでいない。いったいどこに保管しておけばよいのやら・・・発送を延ばせないか聞いたところ、運送会社とドイツからの出荷手続きが済んでしまったとの事。これは軒先に雨ざらしの予感がする。悩みは尽きない。
2014年
12月
07日
日
ブログに書くためこの机にまつわるメールを確認していたら、ちょうど1年前の出来事であったと気がついた。あの不安定な取引からもう1年。不安定さは別の意味で継承しているが、ときの流れは早いものと実感。
一時期特に意識していた「伝統と継承」 自分のなかでは先達の築いた技工技術を吸収し、自分なりに昇華させる意識を持つことが多かったが、どうも諭吉は継承されないようだ。
いや、よく考えたら先達も未だ諭吉で苦労している様なので、つまらない事を継承してしまったかもしれない・・・
閑話休題。銀行振込した旨をメールするも1週間くらい音沙汰無し。えっ!?やられた?
再度メールを送ると2日後に返答あり。お金も届き製造を開始するとの事。最後に一文
「Here in Germany the weather is cloudy, but sometimes the sun comes out.」
「ここドイツの天気は曇りですが、ときには太陽が出てきます。」みたいな・・・
どういうこと?何かの隠語?ドイツ流小話?こちらの焦りとは裏腹に、狩猟民族が随分とのんきなことで。
2014年
11月
20日
木
OKのサインと銀行へ代金を振り込んだら机作り出すよ〜と催促のメールが来た。
どこの銀行だ?と探してみると、見積書の余白みたいな部分にそれらしきものが書いてある。カード決済は出来ない。
あ〜ぁ海外送金か〜!わけわからないよ〜。
むむっ!!見積書をよくみると19%のMwSt.なるものがある。ドイツの付加価値税らしい。
調べてみるとお店にもよるが払わなくてもいいか、申請して返還されるらしい。場合によっては「あきらめ税」になることも多々あるようだ。
再度やんわり「払わなくていいよね」とメールを送ったら、税金を削除した見積書が送られてきた。
言わなかったら19%も高かったんかい!
震える手で大勢の諭吉を握りしめながら、郵便局へ振込に行きました。
窓口にいたベテランそうな初老の局員に伝える。
「あの〜ドイツの銀行へ振込したいのですが・・・」
「ドイツですか。・・・この用紙に記入して下さい。」とA4サイズのマークシートみたいな用紙を渡される。
よし!気合いを入れるもなんだかわからない。アルファベットを一文字ずつ確認しながら記入するが、ドイツ語って変な所に点々ついてるやつがいる。支店名すらわからない銀行はIBANとかいう数字が識別する銀行コードらしい・・・パソコンのIPアドレスと一緒かなと勝手に解釈し納得する。
助けを求めようとベテラン局員を目で追うと、彼も平静を装いながら必死でマニュアルを読んでいる。窓口は渋滞だ・・・
知っている情報はみんな書いた。受取人の名前から会社の住所など。ドイツの取り次ぎ銀行の手数料に1〜2ユーロぐらい?適当にプラスして申し込む。
こめかみに汗を滲ませながら、局員が用紙と諭吉を機械に押し込む。どうやら振込手続きができたようだ。私も局員も半信半疑ながら終わったことに安堵のため息。
旅立つ諭吉の責任とれよ! 日本郵政!
2014年
11月
10日
月
見積もりキター!
け、結構高くなったな。(汗)
でも今更後にも引けぬ・・・東京港までの船便込みで40諭吉近い。
でもKavoなんかは平気でこの倍は行くだろう。モリタのアビリテックでさえ定価で40~50諭吉だ。
一般事務机が頭をかすめる・・・
ご褒美とやる気のオベリスクだ!
毒を食らわば皿までだ!
で、どうやって注文OKするんだろう・・・
どうやらPDFの書類にサインを書き込んで返送するらしい。Macに付属のプレビューソフトにて四苦八苦しながらサイン記入。
横書きのつもりがアルファベット縦書きになっちゃったけど、まっいいか。
2014年
11月
04日
火
来ましたカタログ。
ご丁寧に注釈までつけてくれたようです。
ただ左側にあるバキューム本体は必要無いな。200Vだし修理出来ないし高いし。
ここは日本の誇る技術!東京技研社製のハンディーラボ2の出番ですね。
以前から使っており、10年以上故障も無くダストパックなどの消耗品も必要無い。
吸引力も可変式でパワーも充分、小型でもある。
外部スイッチやフットスイッチも接続端子があるのでつけられる。
オススメです!
2014年
11月
03日
月
キター!
単にお休みで返事が来なかったらしい。
しかもどんな机か指定していないのに価格まで出てる。おかしくない?
とりあえず最新のカタログと価格表をpdfにて送ってもらう事にしました。
2014年
11月
02日
日
これがmann社のホームページです。
えぇ。すべてドイツ語で英語ページもありません。いきなりハードル高すぎる〜
ダメもとでインフォメーションへ英文のメールを送ってみました。
数日待つも返事は来ず。日本からの怪しげなメールは迷惑メールとされたか・・・
やけっぱちで創業者と経営者?に文句を付け加えて再送しました。すると返事が・・・
2014年
10月
31日
金
技工机について聞かれる事が何度かありました。自身の記録のためにも整理して載せておこうと思います。
机自体はドイツのmann社製です。
なぜ技工机にこだわったかと言うと、ゴミ入れ引き出しとその上部にバキュームが付いたスタイルに20年以上慣れ親しんでおり、いまさらこのスタイルが崩れるのはチョッとつらいな〜といったところからです。
まずはデンタルショーに行って候補を探しました。代表的なKavo(ドイツ製)、名南歯科貿易のラボベンチ(中国製)、白水貿易のデンタルアート(イタリア製)、モリタのアビリテック(日本製)など、すべての実物は見られませんでしたが見当はつきました。
高〜い!高い!予想より随分高い! ヨーロッパ製は平気で100諭吉とか言って印刷されたパンフレットもくれやしません! 期待していたラボベンチは20諭吉ぐらいだった記憶があるが、実物をいじってみるとギ・ギィ〜と鋼板がきしむ・・・見本の経年劣化か。モリタのはさすが日本製・・・でも何かときめかない。
先輩技工士の水村さんに教えていただいたドイツの通販「DT&SHOP」のカタログにはきらびやかなかっこいい机がたくさん載っている・・・でもオーダーの詳細打ち合わせは電話してくれみたいな感じ。日本語も使い方適当なのに電話してオーダーできる訳が無い・・・
そこで思い出したのが、10年以上前に行ったドイツケルンでのデンタルショーで貰ったパンフレット。その中から日本に正規輸入されていないものなら安く入手できるのではないかと思いました。海外のオークションebayにも中古ですが多数候補がありました。ただ新品との価格差が少ないのでどうせなら新品を・・・と考えたのです。