技工机について聞かれる事が何度かありました。自身の記録のためにも整理して載せておこうと思います。
机自体はドイツのmann社製です。
なぜ技工机にこだわったかと言うと、ゴミ入れ引き出しとその上部にバキュームが付いたスタイルに20年以上慣れ親しんでおり、いまさらこのスタイルが崩れるのはチョッとつらいな〜といったところからです。
まずはデンタルショーに行って候補を探しました。代表的なKavo(ドイツ製)、名南歯科貿易のラボベンチ(中国製)、白水貿易のデンタルアート(イタリア製)、モリタのアビリテック(日本製)など、すべての実物は見られませんでしたが見当はつきました。
高〜い!高い!予想より随分高い! ヨーロッパ製は平気で100諭吉とか言って印刷されたパンフレットもくれやしません! 期待していたラボベンチは20諭吉ぐらいだった記憶があるが、実物をいじってみるとギ・ギィ〜と鋼板がきしむ・・・見本の経年劣化か。モリタのはさすが日本製・・・でも何かときめかない。
先輩技工士の水村さんに教えていただいたドイツの通販「DT&SHOP」のカタログにはきらびやかなかっこいい机がたくさん載っている・・・でもオーダーの詳細打ち合わせは電話してくれみたいな感じ。日本語も使い方適当なのに電話してオーダーできる訳が無い・・・
そこで思い出したのが、10年以上前に行ったドイツケルンでのデンタルショーで貰ったパンフレット。その中から日本に正規輸入されていないものなら安く入手できるのではないかと思いました。海外のオークションebayにも中古ですが多数候補がありました。ただ新品との価格差が少ないのでどうせなら新品を・・・と考えたのです。